本会は、日本の関東、群馬県の北部にある昭和村とその近郊に住むメンバーで結成。
創作劇「ビルマの耳飾り」の上演を通じ、中村一雄氏(ペンネーム/武者一雄)の活動を周知すると伴に、ミャンマーのアウンティリ小学校へ修繕費寄付を行うこと、牽いては地域の文化の向上に寄与することを目的としております。
平成26年度昭和村産業青年海外派遣事業
派遣事業終了 2014.3.31
本会のメンバーの中に、平成26年度昭和村産業青年海外派遣事業に参加した方がいます。行先はミャンマーの北部キンウーにある「アウンティリ小学校」親善訪問です。
この小学校は、同村にある曹洞宗赤城山雲昌寺故二十二世大和尚、社会福祉法人子育会子育て保育園創立者である、中村一雄氏が私財で建てた学校です。中村氏は、竹山道雄氏執筆、市川崑監督映画「ビルマの竪琴」(1956年、1985年)の主人公である水島上等兵のモデルと言われている人物であります。また、ペンネーム/武者一雄 児童文学者でもあります。 しかし、村内の若い方たちには殆ど知られておらず、小学校の名前や住所など、定かではありませんでした。
研修終了後、中村氏の想いや戦争という歴史の背景、老朽化がすすむ校舎で感謝の気持ちをもって懸命に学ぶ子ども達の姿を見てきた私たちに何か出来ることはないか・・・参加した仲間と数か月話し合ってきましたが、その先の一歩が見つからずただただ月日が経っていきました。
■平成26年度昭和村産業青年海外派遣事業
派遣事業終了 2014.3.31
本会のメンバーの中に、平成26年度昭和村産業青年海外派遣事業に参加した方がいます。行先はミャンマーの北部キンウーにある「アウンティリ小学校」親善訪問です。
この小学校は、同村にある曹洞宗赤城山雲昌寺故二十二世大和尚、社会福祉法人子育会子育て保育園創立者である、中村一雄氏が私財で建てた学校です。中村氏は、竹山道雄氏執筆、市川崑監督映画「ビルマの竪琴」(1956年、1985年)の主人公である水島上等兵のモデルと言われている人物であります。また、ペンネーム/武者一雄 児童文学者でもあります。 しかし、村内の若い方たちには殆ど知られておらず、小学校の名前や住所など、定かではありませんでした。
研修終了後、中村氏の想いや戦争という歴史の背景、老朽化がすすむ校舎で感謝の気持ちをもって懸命に学ぶ子ども達の姿を見てきた私たちに何か出来ることはないか・・・参加した仲間と数か月話し合ってきましたが、その先の一歩が見つからずただただ月日が経っていきました。
■劇団「繭」
代表・倉澤新平氏との出会い 2016.1
ビルマの耳飾り実行委員長の角田氏は、劇団「繭」代表の倉沢新平氏とミャンマーや故中村一雄氏の原作をもとにした「ビルマの耳飾り」創作劇にについて対談する機会があり、倉澤氏が研修に参加した後のモヤモヤした想いを形にできるよう手を差し伸べてくださいました。
≪劇団繭の活動≫
創作劇「ビルマの耳飾り(3幕13場)」
平成7年3月26日(日)
利根沼田文化会館大ホール
劇団「繭」第12回公演
原作/中村(武者)一雄
脚本・演出/ 倉澤新平
この作品は、全国国民文化祭に招待され公演した作品でもあります。
舞台監督・明田浩二氏による手造りのまわり舞台もあり、劇団員はアマチュアとは言え、見ごたえのある演劇力です。今回、小道具など20年以上大切に保管されてあり、そのまま使えるものもありました。
劇団「繭」
昭和54年(1979)2月“自分たちで芝居作りをしたい”という仲間たちにより、組織作りを開始。その年の6月、6名の発起人により演劇同好会「繭」結成。昭和62年(1987)12月 劇団「繭」に改名。会の目的は「演劇活動を通して勤労者の仲間づくり、一人一人の人間形成、地域文化発展に寄与すること」
■原作「ビルマの耳飾り」武者(中村)一雄
昭和42年度講談社児童文学新人賞受賞。
後にビルマ語(ミャンマー語)に翻訳され、同国の文学賞受賞した児童文学作品です。
■ビルマの耳飾り実行委員会発足 2016.3.1
角田氏・倉沢氏との出会いから数か月後、このような活動へと繋がることが出来ました。
( 趣旨はページトップ参照)
■公演日決定
平成29年3月26日(日)
利根沼田文化会館大ホール
22年前と同じ3月26日(日)
同じ会場で公演できることに運命的なものすら感じております。
予算も資金もないアマチュアな私たちですが、このような機会を頂き大変光栄に感じております。メンバー全員ベストを尽くし、気持ちを込め、舞台に挑んでまいります。
群馬県北毛地区での舞台芸術活動は、環境的に厳しいものがあります。しかし、果敢にチャレンジすることを教えてくれた中村氏をはじめ、先人の方々の生き方を、私たちも受け継いでいくことが大切ではないでしょうか。
今まで当たり前のように感じていた保育・教育の場に感謝し、昭和村の子供達、地域の人たちと一緒に創り上げていきたい、その思いに共感してくださった新たなキャスト・スタッフの方々。脚本・演出家の倉澤新平氏を中心に、学校やお仕事が終わってからの連日の稽古に励んでくださっています。皆様の力によって、このような価値ある活動へと繋がることが出来ました。
地域の方々と助け合い、会場に足を運んで下さる皆様と心を繋げ、中村氏や先人の遺徳を偲び、関わって下さった多くの皆様に感謝し、創作劇「ビルマの耳飾り」公演の成功に向け真摯に取り組むことで、地域の文化向上にも貢献していきたいと考えております。
集まった収益をミャンマーの小学校修繕へ繋ぎ、会計報告・監査、支援の報告をし、無事に事業終了できますよう、皆様の心暖かい応援、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げます。未曽有の被災に遭われた皆様方のお気持ちを考えると、このような活動は自粛すべきか葛藤もありました。しかし、この創作劇は、『命の大切さ』を切に願っております。私たちも、舞台を通じてこの気持ちを届けられるよう真摯に向き合ってまいります。