保育・教育の大切さを伝えた僧侶
中村一雄(なかむらかずお)
ペンネーム / 武者一雄
▪️市川崑監督・映画「ビルマの竪琴」(竹山道雄著)の主人公水島上等兵のモデルと言われています。
大正5年(1916年)1月2日生―
平成20年(2008年)12月17日(享年92歳)
中村一雄氏とは、日本の北関東にある、群馬県昭和村曹洞宗赤城山雲昌寺故第二十二世大和尚でもあり、社会福祉法人子育会子育保育園創立者。
■原作「ビルマの耳飾り」武者(中村)
昭和42年度講談社児童文学新人賞受賞。
後にビルマ語(ミャンマー語)に翻訳され、同国の文学賞受賞した児童文学作品です。
ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/武者一雄
日本の群馬県松井田(現安中市)で生まれ、福井県にある曹洞宗永平寺安居中の1938年に召集。インパール作戦に参加し、ビルマ(現ミャンマー)で終戦を迎えました。
1946年復員、群馬県昭和村の開拓にご尽力、地域に保育園をつくり、郷土の教育や文化の礎を築いた人物であります。
感謝の気持ちから、ミャンマー・キンウー地区に「アウンティリ小学校」を私財を投じ建立。また、日本人戦没者慰霊碑も建立。その様子は、NHK総合テレビで放映されました。
中村氏とビルマ(ミャンマー)に関する情報
(NHK総合テレビ取材時の資料より)
1967(昭和42年)
「ビルマの耳飾り」
講談社児童文学新人賞受賞
1997(平成9年) 55年ぶりにビルマ再訪
1997(平成9年) 「ビルマの星空」再刊
1998(平成10年)ミャンマーキンウー再訪
1998(平成10年)8月10日
はるかなる「ビルマの竪琴」
NHK総合テレビ放映
1998(平成10年)10月
アウンティリ地区に小学校を寄贈
日本人戦没者慰霊碑建立
2008年(平成20年)12月17日遷化
(享年92歳)
ヤンゴン日本人墓地
中村一雄氏の慰霊碑